コマツ流  工場DX
「みえる」で終わらない
「カイゼン」まで可能

 


工場IoTシステム KOM-MICS
外 販 開 始

世界的な建設機械メーカーのコマツで生まれ
工作機械・溶接ロボット
1,500台以上
つなげて改善した実績がある革新的IoT

工場IoTシステムKOM-MICSの特徴

特徴①既存の設備に簡単に取り付け可能

 ​​​​​工場の進化には、製造設備データの効率的な収集と蓄積が不可欠です。多くのIoT・DXシステムではこれらのプロセスに多大な労力が必要とされ、結果としてデータは「みえる化」されても「カイゼン」には結び付きにくいのが現状です。
KOM-MICSではそこを解決し、データ収集から蓄積までをシンプルにし、クラウド保存によりユーザの管理負担を軽減します。
データ収集はLAN接続、信号灯、電力計の
3種類で簡単設置できます。

LAN接続※

指すだけで簡単に設置
アラーム内容、NCプログラム、主軸負荷などの詳細データも同時に取得します。

電力(+稼働率)

電源の1層にはめるだけ
ワイヤレスで設置場所を選ばないセンサを使用しています。LANと併用して部品単位の消費電力計測も可能です。

信号灯(稼働率)

信号灯に張り付けるだけ
AirGRID/Signal Watcherを使用して、どの点灯・点滅パターンでも対応可能です。

※対応設備は以下の通り
・工作機械:FANUC iシリーズ/OSP-P200,P300/TOSNUC 999/MAZATROL/MELDAS C64,C70,M7系, M8系/ブラザーB00,C00,D00 etc
      (FOCAS2/OSP-API/MTConnect/EZSocket/OPC-UAなどを使用。一部設備は改造が必要な場合があります。)
・溶接ロボット:コマツ溶接ロボットC3,C4,C5など
・PLC制御設備(熱処理など):OPC-Server経由で取得

特徴②単なる「見える化」を超えて「カイゼン」を実現

 稼働率のみえる化にとどまらず、現場カイゼンできるアプリケーションも多数搭載しています。Viewer上で簡単な操作をするだけで、現場カイゼンの提案やNCプログラムの作成を自動で実施してくれます。

異常検知AI

いつもと違うをAIで検知
ユーザにメール通知したりFANUC CNCの工作機械の場合は停止制御も可能です

切りくず分断

切りくずを分断するようにプログラム改良
切りくずを短く分断する制御を行い、現場作業者の切りくず除去作業を削減します 

切削抵抗一定化

切削抵抗(切削力)に着目し加工最適化
CAEなどの難しい解析不要で機械加工の最適化を実施することができます

特徴③サプライチェーンもつながる・カイゼンできる

 自社だけでカイゼンを行ってもサプライヤーが非効率なままでは生産性は向上しません。KOM-MICSはアクセス制御を行うことにより、サプライヤーの生産現場データに関しても自社にかかわる部分だけ閲覧することができます※。Industry4.0にもつながるこういった独自の取り組みが評価され、第8回ものづくり日本大賞内閣総理大臣賞を受賞しています。

youtube動画より抜粋 https://www.youtube.com/watch?v=zyabZLefLjQ
※サプライヤーとのデータ共有の合意が必要です
※CATENA-X, GAIA-X、Manufacturing-Xに先駆けて実施しているため、これらとの互換性は今のところありません

------KOM-MICSの導入効果事例------

エアカット削減(アプローチ点の見直し)で▲60%

 ​​​​従来は鋳物のバラつきを考慮して、余裕を多めに取りアプローチ距離を取っていたものに対して、負荷の見える化を行うことでエアカット削減を実現しています。

詳しい内容はカタログ資料をダウンロードしてご確認下さい
​他にも活用事例や90以上の機能があります

--------KOM-MICSのシステム構成--------

 生産現場である工場にKOM-MICS端末を設置して、クラウドにデータを保存。Viewerを使用して事務所からデータを閲覧することができます。

KOM-MICSは株式会社小松製作所の登録商標です

会社概要

クオリカ株式会社は、世界的な建設機械メーカー、コマツのIT 部門から生まれ、1982年に独立した後も、コマツブランドをITの側面から支え続けています。 その豊富な経験から製造業の業務を知り尽くし、システムのクオリティを高めてきました。 そして設立以来 40 年以上、製造業のみならず、流通・サービス業、IT 基盤分野でも多くのお客様に恵まれ、実績を重ねています。
詳しい会社情報はコーポレートサイト(https://www.qualica.co.jp/company/)を参照ください。